常設型能力間の相互作用をよりシンプルにし、新旧プレイヤーの双方が新しい「警戒」の挙動を理解しやすくするために、「警戒」の挙動は簡略化されました。これにより、他の常設型能力と組み合わせた際の柔軟性が保たれるようになっています。主な相互作用は以下の通りです:

  • 警戒を持つクリーチャーが先制攻撃または二段攻撃を持つ場合、それはまず相手のクリーチャーに致命的な一撃を与えられるかを確認し、その後に相手クリーチャーのパワーに応じてブロックするかを判断します。ただし、警戒を持つクリーチャーは、相手のクリーチャーが先制攻撃や二段攻撃を持っているかどうかは考慮しません。

  • 色に対するプロテクションの場合、警戒を持つクリーチャーは、自身のタフネスが相手のクリーチャーのパワーの半分(切り上げ)以上であればブロックします。そうでなければ、ブロックしません。相手のクリーチャーが色に対するプロテクションやダメージ軽減を持っていても、警戒の挙動には影響しません。警戒を持つクリーチャーは、相手のダメージ軽減能力ではなく、相手のパワーのみを考慮するためです。

  • 警戒を持つクリーチャーがダメージ軽減を持っている場合、そのクリーチャーは相手クリーチャーのパワーに関係なく、常にブロックを行います。